一日一冊:漫画
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幕末暗殺
2008.2.18 / コミック、歴史、幕末、新撰組、岡田以蔵

幕末は激動の時代だった。しかしどのように激動かと聞かれるとちょっと困るのだけれど、とにかくみんな頭に血が上りまくってどんどん敵対勢力の個人を暗殺してしまうスゴイ時代だった。
本書はそのタイトルどおり、幕末でめったやたらに起こった暗殺事件に焦点を当てて一つずつ描いてゆく。そして暗殺というと本来は凄惨・陰鬱なものなのだが、黒鉄さんのペンにかかればどれも小さなギャグになってしまうのがスゴイ。
黒鉄ヒロシの画風が嫌いでなければオススメ。

猫楠―南方熊楠の生涯
2008.1.26 / 漫画、伝記、南方熊楠、とにかく変人、水木しげる

和歌山が生んだ異常の博識にして変人、南方熊楠の半生記。
彼が造り出す不思議な世界を、これまた不思議な世界の住人である水木しげるが描き出す。なんせ変人が変人のことを描くのですから、変人の二乗みたいな作品です。
晩年に天皇に講義を進上するシーンとか、発狂した息子に涙するシーンとか、変なだけじゃなくきちんとドラマを演出してくれています。
現代ではこういう人ってなかなかいませんよねぇ。なんでだろう。